なぜ「子どもとの時間」はあっという間に過ぎるのか?
はじめまして。このブログ「お父さんのTerraNest」では、7歳と3歳の娘たちと過ごす日々のなかで感じたこと、学んだこと、試してみた遊びや声かけなどを記録していきます。
何か特別なことが書かれているわけじゃありません。
でも「今日の過ごし方が、将来の関係をつくっている」と思うと、記録にも意味がある気がしています。
このブログを読んでくださる方の中にも、もしかすると「娘との時間が減ってきたな」「もっと関わりたいけど、忙しくてうまくいかない」と思っているお父さんがいるかもしれません。
そんな方と一緒に、「今しかない時間」を、どうやって大切にしていくかを考えていけたらと思っています。
人生を1年に換算してみると「子どもといられる時間」が見えてきた
僕はあるとき、ふと「子どもと一緒に過ごせる時間って、人生の中でどのくらいあるんだろう?」と思いました。
調べてみると、アメリカの心理学者が「子どもと親が一緒に過ごす時間の9割以上は18歳までに終わる」と言っていたり、ある育児本には「親子で過ごせる時間は、思っている以上に短い」と書かれていたり。
でもそれを感覚じゃなく、数字で実感できるようにするには、どうすればいいか――
そんなときに知ったのが、人生80年を1年に換算する考え方です。
人生80年を1年(12か月)に置き換えてみたら
人生を80年と仮定し、それを12か月のカレンダーに当てはめると、1か月あたり約6年8か月になります。
僕は日本人らしく(?)「4月始まり」で考えてみました。
実年齢 | 人生カレンダーでの月 | 子育てとの関わり |
---|---|---|
0〜6歳 | 4月〜6月中旬ごろ | 抱っこ、お風呂、遊び、寝かしつけ…親の出番が一番多い時期。 |
6〜12歳 | 6月中旬〜9月初旬 | 小学生。少しずつ「親だけの世界」から「友だちとの世界」へ。 |
12〜15歳 | 9月〜10月上旬 | 中学生。反抗期や個性の強まり。距離の取り方が難しくなる時期。 |
15〜18歳 | 10月上旬〜11月初旬 | 高校生。進路、恋愛、自分の世界。親の関与は減っていく。 |
18歳以降 | 11月以降 | 子どもは巣立ち、自立。親との時間は一気に激減。 |
こうしてみると、“春のうち”に過ごせる時間がほとんどで、夏がくる前にはもう子どもたちの世界はどんどん広がっていくんですよね。
わが家の場合:7歳と3歳の娘たちは今、何月にいる?
この考え方を使って、わが家の娘たちが「人生カレンダーの何月にいるのか」を計算してみました。
- 3歳の次女 → 4月スタートから約3年なので 「5月前半」ごろ
- 7歳の長女 → 4月スタートから約7年なので 「6月後半」ごろ
つまり、2人ともまだまだ「春の中」にいるんです。
でも、長女はもうすぐ“夏に向かう入り口”に立っている。小学校に通い、友だちと遊ぶ時間も増え、「パパ見て!」の回数が減ってきたのを、少しだけ寂しく感じることもあります。
「今、寝てしまったこと」がずっと心に残った日
ある日、仕事を終えて帰ってすぐ、ソファにバタンと寝てしまったことがありました。
その日の朝、「今日帰ったら、学校の話きいてね」と長女が言っていたのに、眠気に負けてしまった自分。
夜中に起きたとき、長女はすでに寝ていて、その話は結局聞かないまま。
そのとき、「こういうチャンスって、あと何回あるんだろう」と、はじめて本気で考えました。
「娘と過ごす時間」は、たっぷりあるように見えて、実はもう6月の終わり。
梅雨が明けたら、夏はすぐそこ。
今話してくれることを、今聞かないと、
きっと“いつか”はもう、こない。
それからは、5分だけでも話を聞くようにしてみたり、お風呂の中で今日の面白かったことを聞いたり、「また今度ね」を減らすように意識しています。
このブログで伝えていきたいこと
このブログ「お父さんとTerraNest」は、そんな日常の中で気づいたことや試してみたことを、ラフに書いていく場所にしたいと思っています。
忙しくて余裕がないときもあるし、うまくいかない日もたくさんあります。
でも、少しだけ立ち止まって、
「今、目の前にいるこの子と、ちゃんと向き合えてるかな?」
と自分に問いかけるだけでも、関係は少しずつ変わっていく気がしています。
まとめ:春のうちに、たくさんの種をまいておきたい
人生という1年のカレンダーで考えたとき、
娘たちはいま、「春のまっただなか」にいます。
芽が出て、花が咲く前の、大事な準備の季節。
この時期に、たくさんの言葉、たくさんの笑顔、たくさんの思い出を、土の中に植えておきたい。
このブログを始めたのは、そんな想いからでした。
これからは、
・5分でできる遊び
・寝る前の声かけアイデア
・子どもの「好き」を見つけるヒント
など、リアルな試行錯誤を綴っていきます。
読んでくださって、ありがとうございました。
これからどうぞ、よろしくお願いします。