こんにちは。お父さんのTerraNestです。
それ、ほんまに合ってるん?」「そんな順番でええの?」って、つい子どもに言ってしまったことありませんか?
子どもが見せる“こだわり”って、大人から見れば「なんでそこなん?」と思うことも多いですが、
実はそこに、その子らしい感性や、考える力、成長のサインが隠れていることも。
このブログでは、7歳の長女の「色の選び方」「宿題の順番」「作品の作り方」など、日常のこだわりを通じて、
僕がどう感じ、どんなふうに関わってきたかをお話しします。
読んでいただくことで、
- 「子どもの“こだわり”ってどう向き合えばいいの?」
- 「口出しと見守りのちょうどいいバランスって?」
といった悩みのヒントが見つかるはずです。
子どもとの関わり方に少し迷ったとき、そっと背中を押せるような内容になっています。
■ 色のこだわりにも、成長が見える
長女は昔、何を描くにも1色だけをよく使ってました。
「赤だけ」「青だけ」みたいな感じで、単色の世界。
でも最近は、いろんな色を使って、紙いっぱいにカラフルに描くようになってきました。
「今日は虹の色!」「この色、きれい〜」と、ニコニコしながら色を選ぶ姿を見ると、
自分の中で表現の幅が広がってきたんやなと感じます。
■ 「それ合ってる?」って、ほんまに必要?
絵を描いたり工作しているとき、長女はよく「見て見て〜!」と声をかけてきます。
僕はつい、「それ、ちょっと色バラバラちゃう?」「その組み合わせ、合ってるん?」って言ってしまうんですよね。
でもある日ふと、「あれ?これ、長女なりの“正解”を作ってる途中なんちゃうか?」と思ったんです。
それ以来、少しずつですが、「合ってる?」の代わりに
「お、カラフルやな〜」「その色、ええやん!」と肯定的な声かけを意識するようになりました。
■ 宿題のやり方にも“長女ルール”がある?
最近、長女の宿題の様子を見てて気づいたのが、毎回やる順番が同じなこと。
計算プリントを先にやって、次に漢字、最後に音読っていうのが、いつもの流れ。
特に「この順番がやりやすい」と言ったわけではないけど、
ずっと変わらないってことは、長女なりに“自分の中のルール”があるんやろなと感じてます。
こっちとしては「効率考えたら違う順番の方がええかも」と思うこともあるけど、
その“こだわり”も成長のひとつやなと、見守るようにしています。
■ 親の気持ち、伝えるってむずかしい
こっちが良かれと思って伝えたことが、結果的に長女の気持ちを折ってしまったこともありました。
でも、言わんと伝わらんし、言いすぎると押しつけになるし…。このバランスの難しさは、今も試行錯誤中です。
だから最近は、「これ、お父さんの考えやけどな〜」と“意見”として伝える工夫をしています。
子どもなりに、「言われた通りにしないとアカン」って思わんように。
■ 子どもの人生にレールを敷くんやなくて
つい「もっとこうしたほうがええのに」って思うこと、あります。
でも最近、ほんまに大切やなと思ってるのは…
「子どもが自分で考えて、自分で選べる力を育てること」
親がレールを引くんやなくて、
「色んな道があるで」「どれを選んでもええんやで」と選択肢を示せる存在でありたい。
もちろん、危ないことや人に迷惑をかけることにはストップをかけます。
でも、それ以外のことは、できるだけ「自分で決められる」ようにサポートしていきたいなと思ってます。
■ 最後に:こだわりは、個性そのもの
長女の「こだわり」に、最初は戸惑ったし、イラッとしたこともあります(笑)。
でも今は、それこそが“長女らしさ”であり、“大切な成長”の一部やなと思えます。
大人が「正しさ」で抑えてしまわんように、これからも「見守る力」を磨いていきたいなと。
そして、長女自身が「自分で考えるのが好き」「自分で決めるのが楽しい」って思えるような関わり方を目指していきたいです。