子育てと犬のしつけ、いっしょにするなんて失礼やと思われるかもしれません。でも、どちらにも共通して大切なものがあるんです。それは、「心を育てる」ってこと。
ルールを教えるのも、信頼関係を築くのも、時間がかかるけど大事なプロセス。
わが家では、7歳と3歳の娘、そして白柴のシロと毎日バタバタ暮らしてますが、ふとした瞬間に「あれ?シロと子育てって、共通点多いやん」と気づくことが多いんです。
今回は、そんな“育て方は違っても、育む心は同じ”やなぁと思ったことを、わが家の日常からお届けします。
「育児とペットの両立、大変やけど、なんとかやってるで!」という方に、ちょっとでもヒントになればうれしいです。
■ 違う生き物。でも「育てる」って、やっぱり愛情やん。
うちには3歳と7歳の娘がおって、白柴のシロも一緒に暮らしてるんやけど、最初は正直、「犬と子どもって、育て方ちゃうやろ〜」と思ってたんやけど。
でもな、どっちにも大事なんは「安心できる場所をつくること」やなと、最近ほんまに思います。
子どもには「大丈夫やで」「見てるよ」って言葉で伝える。
シロには、静かにそばに座ってるだけでも「ここにおるよ」って伝わる。
言葉の違いはあるけど、“心を通わせる努力”は、まったく同じやなって感じてる。
■ 距離感のとり方も、そっくりやねん
うちの次女は、今でもちょっとシロを怖がるときがあるんです。
逆にシロの方も、子どもたちが騒いでるとサッと離れたりする。
この感じ、子供にも似ているところがあると感じていて、
「自分のタイミングで近づきたい」「今はそっとしてほしい」
子どもも犬も、“自分のペース”があって、それを無理に崩したらあかんって教えられてる気がします。
■ しつけと教育、「ルール」は家族で育てるもんやな
シロがまだ若いとき、子どもに「ウー」って唸ることがあって、正直ヒヤッとした。
でも、しつけ教室に通って「できるだけやってみましょう」って言ってもらえてホッとした。
その後、4ヶ月の預かり訓練を経て、シロは子どもたちに対してすごく優しくなった。
それ見て思ったのが、
“犬のしつけも、子どもの教育も、誰かに丸投げやなくて、家族全員で関わることが大事”
ってこと。
親の関わり方が、ぜんぶ伝わってるんよなぁと実感したわ。
■ 「気づいてあげる」力も似てる
シロが体調悪そうなときって、言葉で教えてくれへんから、表情とか動きとかで察するしかない。
でもそれって、子どもにも言えることやなと。
前に、次女を抱っこしても「なんか変やな」と思えず、妻が抱っこした瞬間に「熱ある!」って気づいたことがあって、正直ちょっと凹んだ。
犬も子どもも、“ちゃんと見てあげること”が大切。
それができたら、「信頼」って芽生えてくるんやと思います。
■ しつけも教育も、正解は「その子に合ったやり方」
うちの長女は、楽しめそうならやりたいイプ。でも、怖がり。
次女も「やりたい!」が先に出るけど、怖がるタイプ。一緒か笑
シロは、ガヤガヤした環境が苦手で、自分のペースでのんびりしたいタイプ。
この3人(?)を見てて思うのは、“同じやり方では育たへん”ってこと。
育て方は違うけど、「その子の気持ちを尊重する」ことが、育む心に繋がるんやなと思ってる。
■ 育児とペット、両立はしんどい。でも得るもんも大きいで。
仕事が忙しい日もあるし、家のこと全部うまくはいかへん。
でも、ふとした瞬間に、長女がシロにおままごとで「シロごはんやで〜」って言ってるのを見ると、じんわりくる。
子どもたちが、シロとの関わりを通して、“思いやり”とか“共感”を学んでるんやなって。
正直、しんどいときもあるけど、ペットと育児の共生は、子どもにも親にも、ええ影響あるなと感じてます。
■ まとめ|育て方は違っても、“心を育てる”って共通してる
柴犬と子ども。人間と動物。そりゃ違うところはいっぱいある。
でも、
- 「ちゃんと見てあげる」
- 「その子らしさを大事にする」
- 「安心できる場所をつくる」
この3つだけは、育て方関係なく、どっちにも大事なことやと思ってます。
育児もペットも、うまくいかん日があって当たり前。
でも、その中で「育む心」はちゃんと育っていくもんやなと、日々感じてます。